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2018年 10月 10日 読書の秋にオススメしたい一冊
こんにちは、古田です!
最近は過ごしやすい日が続き、秋を感じますね◎
私は先週長野県の乗鞍岳というところに旅行し、一足早く紅葉を見てきました↓
すっかり秋ですね。
今日は、そんな秋にみなさんに読んで欲しい本を紹介します↓
ゲルト・ギーゲレンツァー「リスク・リテラシーが身につく統計的思考法」
これは大学のゼミで読んで面白いと思った本で、確率や統計に関する本です。
この本には、正しく数字を読み取る上で、提示される数字を分かりやすく整理するプロセスの大切さが説かれています。
個人的に印象深かったのは、
「人数を度数で表すか、パーセンテージで表すかでその人数の大きさのイメージが変わる」
というものです。
例えば、「この病気にかかった人は1000人中10人だった」と
「この病気にかかった人は1000人のうち1%だった」という表現では、
この病気の怖さのイメージが変わるということが、調査から分かっています。
上の例はどちらも同じことを表しているのに、不思議ですよね?
本の中では、このように数字の表現に惑わされてしまう人のことを
「数字オンチ」と呼んでいて、
数字オンチにならないためにはどうすればよいか?
という対処法が紹介されています。
確率を勉強した高校生なら全然理解できるレベルの内容ですし、
内容も日常生活で活かせるような、非常に実用的な内容です!
特に理系や経済系志望の文系生徒にはおすすめです!
勉強の合間に読んでみると、程よく知的好奇心が刺激されると思いますよ☆
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
明日のブログは戸田担任助手による「大学で頑張っていること」です。
お楽しみに!