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2018年 11月 9日 過去問の演習・復習法!
こんにちは!慶應義塾大学理工学部一年の竹中です!
数日前まで少し暑かった覚えがあるのに、もうすっかり寒くなってきて、冬らしくなってきましたね!
冬といえば高校三年生にとっては、受験前の最後の追い込みの時期になりますね…
きちんとやるべきことを「見える化」して、焦らず、計画通りに勉強するようにしましょう!
さて、本日は、私なりの志望校の過去問の演習・復習法を可能な限り書き記したいと思います!
もちろん、自分の演習法が絶対なものだとは思っていないので、参考程度に読んでみて、良いかもしれない!と思ったら試してみてください。
●全体方針(演習)
最大級に本番を意識
私は、学校がない日に過去問を解くときは、全て実際の入試と時刻を合わせて解くようにしました。東進の(または学校の)自習室等に実際の試験開始時刻の1時間ほど前に来て、入試当日のように試験開始まで勉強し、一科目目の試験を終え、休憩、昼食をとり……と進め、一年分の過去問を一日かけて集中して解きました。
一回一回の演習にとても時間を費やしますが、その分本番での緊張感を何度も味わうことができます。自分はゆるふわ豆腐メンタルの保持者であると自負していますが、演習時に何度もこの緊張感を味わうことで、入試当日はかなり落ち着いて受けることができました。
また、しっかりと本番同様に休憩時間をとることで、当日の休憩時間にも落ち着いて勉強することができました。
●全体方針(復習)
時間無制限で解きなおす
英語以外の全ての科目では、諦めた問題、時間内に解き終わらなかった問題は、手も足も出ない状態でも復習のときは諦めず、一時間以上かけて解きなおしをするようにしました。最初はどんなに難しく感じるような問題(特に理系科目)でも、基礎さえしっかりと固まっていれば、時間を掛けてしっかりと条件を整理し、ゴールを明確にすることで、自然と道筋が見えてくるようになるはずです。
このような「頑張ればヒントなしでも解ける問題」を時間内により多く解けるようにするのが理系の過去問演習の本来の姿だと思っています。
東進講師流の解き方を知る
第1志望の1年目の問題は、正解だった問題も含め、解説授業を全て見ました。自力で解けた問題でも、よりシンプルかつスピーディーに解く方法があるかもしれないからです。特に大学の学部によっては毎年同じような形式のクセの強い問題が出ることがあるので、しっかりとスマートな解法を理解するようにしましょう。
●英語(復習)
第1~第3志望の大学の問題を解く場合は、最初の1,2年分は頭の中で全文和訳をし、わからない単語、文法、表現等にチェックをつけ、だいたいの難易度、文章の理解度等を確かめるようにしました。
英語は他教科に比べて問題の編成があまり変わらず、難易度もそこまで変化しない傾向があるので、時間配分をしっかりと決めやすい科目だと思います。
自分で決めた時間配分で問題を解き切れるように、回数を重ねて、読解スピードを調節していきましょう。
●数学(演習・復習)
納得のいく答案生成
東進の過去問演習以外では、ノートの見開き1ぺージを解答用紙一枚に見立て、マーク式問題であっても採点官が正しく読み取ることができ、理解できるような記述答案を作成するようにしました。
復習のときも答案を演習時と同様に丁寧な答案を作成するようにしました。また、もし答案作成時に別解を思いついたら、その別解も必ず試して、答えが一致するかを確認するようにしました。
解説再現
数学は1時間は諦めずにに解きなおしをし、それでもわからなければ、解説をじっくりと読み、自分が解けなかった要因を認識するようにしました。そのあとすぐに自分の手を使って模範解答を再現して、模範解答を頭に擦り込むことで、類題にも対応出来るようにしました。
●物理、化学(演習、復習)
化学は知識不足という問題を埋めていく作業があるのですが、それ以外の多くは数学と同じです。
時間をかけて解き直しをし、自分が答えに導けなかった原因をしっかりと追求し、それらを改善することが過去問演習による得点アップの鍵です。
以上、私が過去問を解くにあたって注意していたことなどを書き記してきました!
以上を読んでわかったと思いますが、私は一年一年をしっかりと時間をかけ解くことで、たった一年の過去問から、なるべく多くのことを吸収するようにしました。
私のブログが少しでも読んでくれている人の参考になったら嬉しく思います。
明日のブログは大谷担任助手による“高1,2生MVP“です!
お楽しみに…!