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2024年 12月 3日 東京科学大学
こんにちは!東京科学大学情報理工学院情報工学系3年の三輪海斗です!
9月から東京工業大学から東京科学大学Science Tokyoに大学名が変わりました!
医科歯科との統合後、大学生活では特段変わったことはないのですが、少し不思議な感覚です。
学生証は東工大とScience Tokyoの二枚持ちになりました。お得感がありますね!
さて、今日のテーマは『東工大情報理工学院の生活』ということで、私が普段どのようなことを学んでいるのかを紹介したいと思います。
科学大理工学系と書くのは面倒なので、以下では「東工大」とします。
東工大の学期:クォーター制
東工大では、クォーター制を採用しています。
クォーター制とは一年を四分割に分ける授業制度のことです。
クォーター制には以下のような利点があるようです!
* 短い期間で集中的に学ぶことで学修効果を高めることができます。
* 履修計画を柔軟に組むことができ、通常の在学期間でも留学やインターンシップをしやすくなります。
* 必修科目等の実施回数が増えるため、学生ごとの学びの進行に細やかに対応できます。
* 海外からの留学生が入学しやすくなります。
(東工大HPより)
テストが一年間で4回あるので少し大変ですが、私はクォーター制結構気に入ってます!
基本的に授業が週に2回(月木or火金)あるので、前回の内容を忘れないうちに次に進むことができます。
東工大のカリキュラム
学士課程の一年次は数学、物理、化学、生物、英語、文系教養といった様々な分野の基礎を学びます!
いきなり専門分野に入っていくのかと思いきや、まずは全学院共通の勉強をします。
「専門分野だけできればいい」のではなく、幅広い視野を持つためにこのようなカリキュラムになっているのでしょう!
二年次からは、系(学科のような立ち位置)に分かれていきます!
この系所属は一年次の成績によって決まります。
基本的には自分が所属している学院の系に所属することになりますが、成績次第では他学院の系に進むことも可能です!
入試の結果、第一希望ではない学院に所属している人は転院したりします。
二年次からは専門的な内容が増えてきます。
三年次以降は、研究室に所属していくことになりますが、配属のタイミングは学院によって異なるようなので興味がある人は調べてみてください!
情報理工学院の生活
情報理工学院は、全学院の中で最も定員が少ない学院です。
それに加えて人気も高い学院なので、毎年倍率がかなり高くなります。
私が受験した2022年度は約8.2倍だったそうです…!間違いなく最難関の学院です。
情報理工学院は、情報工学系と数理・計算科学系に分かれます!
私が所属している情報工学系で身につく力は、東工大HPによると以下の通りです。
* 情報基盤・情報システム・情報サービスを支える技術開発・研究に必要な基礎学力と論理的思考能力
* ハードウェア・ソフトウェア・人工知能の基盤知識
* 現実の問題の本質的な構造をとらえ、それをモデリングする能力
* 人工知能の技術を社会のさまざまな課題に応用する能力
* 離散系の基盤知識と連続系の基盤知識を融合して、広い技術分野に対しハイブリッドなアプローチが可能な能力
* 他人の意見を尊重しつつ、自分の意見を論理的に表現できるコミュニケーション能力と高い倫理観
(東工大HPより)
ざっくり言えば、①基礎的な数学②プログラミング③コンピュータの仕組みについて学びます!
興味がある方は、どのような研究が行われているかも調べてみてください!
明日のブログは、柳瀬担任助手による「今週のMVP(受験生)」です!
お楽しみに!