共テ過去問の極意☆~文系科目を中心に~ | 東進ハイスクール 新百合ヶ丘校 大学受験の予備校・塾|神奈川県

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2024年 6月 29日 共テ過去問の極意☆~文系科目を中心に~

こんにちは!早稲田大学文化構想学部2年の西川なつめです🌸夏に突入して、共通テストの過去問を解き始めた受験生の方も多いことでしょう!過去問の復習って、大変ですよね😭

今日は、私が受験で使用した英語・国語・歴史(世界史)の共テ過去問の復習法についてお伝えします✨


【英語】

共通テストの英語の単語数はここ数年で飛躍的に増え、多くの方が苦戦していると思います。そんな共テ英語、私のやっていたオススメ復習法はこちら!

①問題を解くときに、分からない単語・合っているか自信のない問題に印をつけておく
「復習=問題を解き終わった後にするもの」そんな先入観を持っていませんか?実は、問題を解いているときに①の動作を意識しておくだけで分からないところが明確になるため、復習の効率がぐっと上がります。復習は、過去問を解いているときから始まっているのです!
理解しきれていない箇所の客観的な把握が可能になり、「何が分からないのか分からない」という事態も回避することができます。
②「不正解だった問題」に注目。
解説を読み、自分の解法の何が間違っていたのか確認する。単語帳や文法書を辞書のような感じで使い、そこにも印をつけておきましょう。
③次に、「正解していたが、自信のなかった問題」「分からなかった単語」に注目。(ここで、①でつけておいた印が役に立ちます!)
よくわからんけど、なんか合ってたからいいや~という状況が一番危険です。解説を読み、自信が持てなかった理由は何なのか?なんとなく正解しちゃったけど、どういう考え方をすればよかったのか?ということを確認しましょう。
④仕上げに音読
特に、リーディングの大問5,6は絶対に音読をしておいたほうが良いです。早めのスピードで、最低でも3回は読みましょう!
速いスピードで音読を繰り返すことによって、長文読解のスピードは格段に速くなります。おすすめです!
⑤復習の時に使った単語帳・文法書などは、電車の中や寝る前の時間で絶対に読む
印をつけて終わり、ではもったいないです。特に夏以降は過去問優先になりがちで、基礎を確認する時間が減ってしまいます。スキマ時間を見つけてこまめに知識を確認しておきましょう。見返すたびに「あっ、これは〇〇年の過去問で間違えたところだ!」となるので、今後のミスの予防につながります。書き込みをたくさんした単語帳・文法書は、あなただけの参考書ですね☺

私は、①~④のプロセスをこなすのに大体1時間半くらいかかっていました。秋ごろからは安定して9割くらいとれるようになっていたので、30分くらいで復習が完了していた記憶があります。


【国語】


国語の復習、結構難しいですよね😭😭
・現代文
まず、簡単な語彙や漢字の問題で間違えてしまった場合は猛反省してください(笑)ここで失点してしまうのはよくないです。持っている単語帳や辞書で確認し、印をつけておきましょう!
読解問題で間違えた場合は、とにかく丁寧に解説を読みましょう。不正解の選択肢の間違っている部分に印をつけるだけでも、だいぶわかりやすくなると思います。
・古文・漢文
こちらも、簡単な文法や現代語訳で間違えたら猛反省してください。すぐさま単語帳・文法書に戻って確認し、理解しましょう。

ここまでやるのに、1時間くらいかな?


国語あるあるなのが、「解く順番を変えてみたら高得点採れた!」という現象です。現代文から解いていたけれど、先に漢文から解き始めたら点数上がった!みたいな感じ。人によってベストな順番は異なると思うので、過去問演習を積む中でいろいろ研究してみてください!ちなみに私は、大問1から普通に解くのが向いていました😉


【世界史】


歴史科目の復習をしていると沼にはまりがちだな、と個人的に思います。私は、「復習をしているうちにどんどん時間が経ってしまい、他の科目の復習をする時間がなくなっている!」ということがよくありました。絶対に「〇時間以内に終わらせる!」と、復習にかける時間の上限を決めておきましょう。


私がやっていたのは、こんな感じの方法です↓
①間違えた問題・合っていたけれど自信のなかった問題に印をつける
②教科書・資料集に戻って確認
③ノートにまとめる(結構な殴り書き)

他の科目と同じで、間違った問題・自信のなかった問題を客観的に把握しておくことは重要です。印をつけるのをお忘れなく!

③の「ノートにまとめる」なのですが、これは個人の自由だと思います。私の後輩はノートではなく教科書に書き込みをしていましたし、付箋やルーズリーフにまとめる、という子もいました。大事なのが、「何か一つの媒体に、自分の間違いをまとめておく」ということです!
私は、間違えた問題があったら「間違えた理由、間違えた事象の5W1H」を必ずノートに書いていました。丁寧に書いていると時間が無くなってしまうので、めちゃくちゃ汚い字で書いていました💦
世界史の復習ノート、いつも東進に置いているので、模試参考にしたい方がいたら西川に声をかけてください✨

 

以上が、西川のおすすめする共テ過去問復習法でした!夏はまだまだこれからです、復習をバッチリやってあなたも過去問マスターになりましょう🥰

明日のブログは、森大樹担任助手の「過去問の復習法(二次私大編)」です!お楽しみに☆