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2019年 6月 28日 オススメの勉強法!《数学編》
こんにちは!
明治大学理工学部の石坂です!
本日はオススメの勉強法についてご紹介したいと思います!
まず前提として、これを読んでくれているみなさんの数学においての最終目標は「国公立二次・私大で合格点を取ること」だと思います!なので、応用問題が解けるようになるための「基礎演習」の心得を2つご紹介したいと思います!そしてこれは、今から解き始めるセンター過去問にも通ずる内容です!是非最後まで見ていってください!
<その1>公式のただの暗記はダメ!
公式それ単体を語呂合わせのように覚えていませんか?たしかに数学の入門としては公式を覚えることは必要ですが、ただ覚えるだけでは点数に直結しません。
それではなぜ、公式が存在するのでしょうか?
それは計算を効率よく行うために存在するのです。
等差数列の和を例に挙げていきます!
初項1、等差2の以下の数列があったとしましょう。
a(n)=1,3,5,7,9……{1+(n-1)2}
これのn項までの和は
S=n{2*1+(n−1)2} 1/2
と表すことができますね!(これ意外と覚えられませんよね・・・汗)
もしこの公式を覚えていない人がn=100までの和を求めようとしたらどうでしょう?
S=1+3+5+7+9+….
途方もない計算になります笑
しかし公式を覚えている人はどうでしょうか。
S=100{2*1+(100−1)2} 1/2
一行の計算で簡単に導出できますね!
これなら計算ミスもしないで済みそうです。
この例から伝えたいことは、
どちらの方法でも答えはでる。
しかし、公式のほうが効率よく答えを出せる!
ということです。
公式というのはあくまでも効率よく行うツールであり、それ自体を覚えることに意味はありません。
使いこなせない公式ならば、むしろ地道に計算したほうが得点になります!
公式は使いこなせてこそ初めて得点に繋がるのです。
では公式を使いこなすためにはどうしたらいいのでしょうか。
それは公式の導出から基礎を振り替えることです。
公式導出から考えることは、その公式を根本から理解し使いやすくしてくれます。
高校数学の公式導出は論理的思考能力が高められるだけでなく、美しく求めることができるので記憶に残りやすいです。
無理に暗記しなくても自然と頭に入りますし、忘れたら公式を導出すればいいのです。
まとめると、
公式はあくまでもツールであり、公式導出はそのツールの取り扱い説明書を読んでいるということになります。
<その2>何回も演習!
説明書を呼んで理解したら、あとは道具の使い方を実践で学ぶだけです。そして、ここが一番点数が伸びるおいしいところです!
これは同じ問題集を何周もするのが良いでしょう!
最初はしっくり来なかった解法も何周もやることで自分の考えに定着していきます。
注意すべきは覚えるために何周もやるのではなく、自分が納得して使いこなすために演習を進めることです!
3周が一般的ですが、自分が「この問題集は完璧!」と思うのなら違う問題集に移っても良いでしょう!
<まとめ>
いかがだったでしょうか?
数学はいかに論理的に考えられるかが重要になってきます。そして最初から大人みたいな論理展開ができる高校生なんていません!
ですから、高校数学という先人が築いた論理材料を基に、のびのびと勉強してください!
数学の面白さに気付くかどうかも点数を伸ばす上で重要です!
少し文面では伝えづらいところもあったので、もっと知りたいことや数学の勉強法の相談など、カウンターで聞いて下さいね!
明日のブログは梶木担任助手による高1,2生MVPです!
お楽しみに!