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2018年 10月 29日 あなたはなにを目的に模試を受けていますか?
みなさん、こんにちは
担任助手2年の市岡です。
10月もそろそろ終わってしまいますね。
校舎全体として「努力の天才プロジェクト」と称してやってきた1カ月でしたが、
(受験生はもちろんですが)高1・高2のみなさんも計画的に頑張れましたか??
僕が受験生だった二年前の10月、必死になって化学に取り組んでいたのをよく覚えています。
全然出来なかったので勉強時間全体の7割ぐらいを占めていた気がします。
その結果、どうなったか。。。
努力の甲斐あって化学はかなり伸びました。ぐんと伸びました。(といっても全統は50点でした。11月以降も化学偏重で勉強して本番は8割、早慶では6割近く取ることができました。)
しかし、知らぬ間に伸びた成果の代償を払っていたのです。
元々得意であったはずの数学と英語にあまり触れていなかった故に、感覚が鈍り点数が下がってしまいました。
センター試験でいうと数学ⅠAが「8月⇒10月で-20点」、英語筆記が「10月⇒本番で-40点」です。
どちらもやばい!と気づいてから必死で挽回し、二次試験では実力を出すことができましたが、せっかく積み上げてきたものを一定期間サボっただけで失ってしまっていたのです。
みなさんにはこうはなってほしくない!!!
長々と自分のことを書きましたが、僕のこのミスは模試の結果をちゃんと分析していれば改善できました。
何を言いたいかというと、このブログを読んでくれている人には、
模試は受けるだけでなく模試結果などを最大限に活かしてほしい!のです。
理系の僕には文章でうまく書くのが難しいので箇条書きにします。
①点数が下がっていたらそのことに警戒する(上記の例の通りです)
:原因を考えて対処を考える(今すぐに行動しなくても本番までに目処が立つのなら大丈夫です)
②点数が上がっても慢心しない
:これまでの勉強による裏打ちがあれば自信を持つべきですが、たまたまの可能性もあるので安心しすぎないように。
③志望校判定は全く気にしない
:僕自身、E判定しか出たことなくて合格、直前でB判定を取るも補欠といったことがありました。良くも悪くも判定はあくまで判定であり、結果は最後までわかりません。
④科目の優先順位を見極める
:自分の中での科目ごとの比較は非常に重要です。どの科目が一番得意か、苦手か、やるべきか、など志望校の点数比率や伸び代の大小をふまえつつ考え、今後の勉強配分を決定していくべきです。
最後になりますが、緊張に弱い人や本番に弱いタイプの人はあえて模試を本番だと思い込んで臨んで思いっきり失敗してみてほしいです。本番は絶対緊張します。その前に一度経験しておくだけでかなり楽になりますよ。
明日のブログは春日担任助手による「模試後の君へ(文系ver)」です。
明後日は理系verですので各々お楽しみに!