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2019年 4月 23日 ラストメッセージ~きむver~
こんにちは!
法政大学 生命科学部 生命機能学科3年のきむです!
タイトルにもあるように、これが私の最後のブログになります。
4月30日をもちまして、担任助手を卒業することになりました。
今回は、この場をお借りして私が東進ハイスクール新百合ヶ丘校で学んだこと、皆さんに伝えたい事を生徒時代と担任助手時代を振り返りつつ記したいを思います。
少しいつもより長くなると思うので、時間がある時に是非読んでくださいね!
今から3年半前。当時私は、サッカーが大好きで、勉強が好きでなく、そして成績がかなり悪い高校2年生でした。
とは言っても高校2年生にもなると、周りの人達は「大学受験が~、指定校推薦が~、専門学校が~」と進路の事を考えるようになります。
部活に熱中していた私は、あまり乗り気ではありませんでしたが予備校を探すことにしました。
しかし、それまでろくに勉強していなかった私はいきなり出鼻をくじかれることになります。部活の友人と一緒に新百合ヶ丘校で招待講習を受講することになり、その前に受けた学力診断テストの結果は偏差値30以下。両親苦笑い。
危機的状況ではありましたが、両親や担任助手の方、後に担当となる社員さんと話していくうちに大学に対して強い憧れを抱くようになりました。
高校卒業後は、大学受験を含め、専門学校、就職など様々な選択があるわけですが、私の当時の状況に鑑みて、大学受験という選択肢は狭き門だったのではないかなと思います。
受験時代の中で、最も大きなエネルギーが生まれたのは夏休みでもなく、センター試験前日でもなく、大学受験をすることを決めた瞬間でした。
今がどん底だとしたら、後は上がっていくだけだな。
今振り返ると少し楽観的だなあと自分でも感じますが、そんな思いで私の受験は始まりました。
いくつか選択肢があって、迷っている時。
一番きつそうな道を選んでみると、一番楽しかったりします。
中学生の頃から、自分の中のどこかで
「勉強は自分の戦う場所じゃないな」
「どうせ勉強しても頭のいい奴には勝てない」
と決めつけていたような気がします。
私が担任助手になった理由として、
自分と同じように勉強に対してネガティブなイメージを持っている高校生のために少しでも何かできないか、というものがあります。
自分の中で苦手だ、嫌いだと思っている事でも全力でやってみると、得るものは大きい
ということを、受験勉強を通して感じてほしいと思っています。
勿論、これは勉強に限らない話です。
今の環境が居心地よく、だけれど少しつまらなさを感じる時ありますよね?
“狭き門より入れ”です。
私の場合、特にこれといった才能があるわけでもないので、どんなことでも大体狭き門です。
ラッキーなことだと思います。笑
さて、そんなこんなで受験勉強が始まり、あっという間に受験は終わりました。
第一志望校には合格はできませんでした。
それでも、振り返ると本当に楽しかったです。
受験は、毎日が逆境で、毎日が挑戦です。
今までできなかったことに何時間も何日も向き合い、たった1日で結果が決まります。
自分の中で苦手だ、嫌いだと思っていた「勉強」でも、時間をかけて向き合うとこんなにも楽しいものなのかということを学ぶことができました。
その後、担任助手をやらせていただくことになり立場が大きく変わりました。
普段の勤務で一番感じることとして、
頑張っている皆さんが本当にカッコイイ
という事です。
解けない問題があったり、なかなか点数が伸びなくて悩んだりと、勉強に全力で向き合っている皆さんは本当にキラキラしています。
そんな皆さんがいる空間に身を置けることがすごく幸せでしたし、刺激を受けました。
まとまりのない文章になってしまいました泣
少し、伝えたい事をまとめます。
上記にもあるように、頑張っている皆さんは本当に素敵です。
そのことに自信を持ってください。
受験勉強は長期戦です。自信をもっていないとエネルギーが足りなくなります。
もう一点は、
「楽しむことがコツ」
ということです。
知らなかったこと・分からなかったことが理解できた瞬間を楽しんでください。
ヒトは、感動したことを長く記憶にとどめます。
数学で解法を理解できたら逐一感動しましょう。英語の問題に正解したらガッツポーズしましょう(今井先生もおっしゃっていますよね?)。
勉強は楽ではありませんが、楽しむものですからね!
最後に、一つだけ映画を紹介します。
『きっとうまくいく』というインド映画です。
インドの工科大学が舞台になっており、大学生が主人公の物語です。
勉強する意味がよく分からなくなった時、モチベーションが上がらなくなってしまったときはぜひ観てみてください!きっとヒントをくれるはずです。
3年半を振り返ると、色んな思いが溢れてきてしまいました。
皆さんの受験を最後まで見届けることができないことは寂しいですが、私も次のステージで皆さんに負けないくらい、頑張りたいと思います!
またいつか、どこかで会えることを楽しみにしています。
明日のブログは、鈴木ひろえ担任助手の自己紹介です。お楽しみに~!