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2023年 7月 24日 共通過去問の復習の仕方(文系)
気が狂うほど暑いですが、それよりも暑い情熱を以って学習に挑みましょう!
本日は共通テスト過去問の復習の仕方文系編です。
さくっと書くのでさくっとコツを掴んで参考にしてください!
英語の復習の仕方
共通テスト英語で求められている3要素を意識して復習する
①長文をハイスピードで読み解く構文力
文章の意味を正確かつハイスピードで理解することは制限時間内に問題を解ききる上での大前提です。詰まるところがあったら、その範囲の単・熟・文・構文のインプットをし直しましょう。
②問題選択肢を素早く処理する吟味力
「読めるけど解けない」問題はこれが原因です。選択肢に書かれていることが、文中に記述されているから正解、文中に記述されているけど問いの答えとしては不適切だから不正解、文中に直接記述されてはいないが文章を読み替えるとそうとも取れるから正解、など様々な正答選択のパターンを探し、選択肢を吟味する力を養いましょう。
③各大問ごとに最適な解き方を見つける分析力
共テは年ごとにそこまで問題傾向が変化しません。そのため、各大問ごとの問題の特徴を理解し、予め対策・解き方の姿勢を決めておく事が可能です。この大問はどういう感じの文章が出てこういう感じの問題が出てくる・こういうところを聞いて来るから、こういうところを重点的に見つつ解いていこう、こういう姿勢で挑もう、など予め決めておいたほうが気が楽ですし解きやすいです。復習の際に問題の傾向を探す努力をしてみましょう。
国語(現代文)の復習の仕方
共通テスト国語で求められている2要素を意識して復習する
国語で求められていることも英語とそこまで変わりません。
①文章の意味構造を読み解く構造把握力
文章をまとまりで読めるのと読めないのとでは解答の根拠を探す上での効率が大きく変わります。本番で意味段落を意識して読めるように、復習の際に大きな意味を意識しつつ読み直しましょう。
②文章の問いに完璧に答える能力
英語と全く同じになってしましましたが、国語の場合レベルが上がってくると、文中に書かれているが問いの答えとしては不適当、文中に直接書かれていないがそう捉える事が可能かつ問いの答えとして適当だから正解、というパターンが英語よりも多い気がします。
そのため、復習で意識すべき事は、「問いが求めているものは何か・どういう形で解答するべきなのか」という問いの分析、傍線部の分析です。自分の分析と解説されいる分析が一致しているか確認しましょう。
世界史の復習の仕方
万遍ない知識、流れの理解がメイン
共通テスト世界史では、知識を得た上でどうこう、というアウトプット系の問題よりかは、得た知識を自在に扱えるか、というインプット系の習熟がより重要だと思います。言われたら分かる・思い出せる状態では問題を解けないので、共テ演習でやった範囲は自分の口で説明できるくらい、先生と同じくらい説明できるよう知識を再インプットしておきましょう。
いかがだったでしょうか。「これさえ意識していれば完璧な復習ができる革新的な復習方法」は無いと思いますが、「これを意識していればだんだんと成長していけるコツ」はあると思います。少しずつ強くなっていきましょう!